♠ ハイクォリティーな旧工場製 旧エドワードグリーン レイジーマン 旧202 7.5

エドワードグリーンはおろか全ての英国シューズのマスターピースともいうべき旧202ラストで製作された旧工場製のエドワードグリーン。 本作はカタログにも未記載のモデルでレイジーマンスタイルですがインサイドだけにエラスティック仕様を施した珍しいモデルです。 ロンドンロブに似たデザインがあるのでどこかのビスポークショップの別注か限定のＭＴＯかもしれません。 ロットはいわゆる旧工場製のもので新工場に移転する直前の1994年か1995年ころの最終期のハイビンテージの個体でインナーの表記は窓なしで直接手書きです。 程度の良い旧工場製のグリーンを久しぶりに手にしましたが、改めて良い靴だと実感しました。 やはりグリーンも含め、今日のドレスシューズは機械的な部分の製法こそ進歩しましたが、この手作り感と自然な風合いを強く残す（この点が批評家の一番評価しているところです） 極上のカーフ素材はこのエドワードグリーンに遠く及ばないと思います。 （だからこそ、コストがかかり過ぎて生産できなくなってしまったのですが残念な話です。） タンナーは当時はよく採用されていましたが今では幻といわれ、非常に貴重になっている、あのカールフロイデンベルグかもしれません。 そのキメの細やかさは格別で、最初に触った時からかなり良い素材と感じましたが、クリームで手入れをするとさらにその良さが際立ってきました。 現行品に比べてキメの細やかさが数段上でもちっとした肌触りと艶が特徴です。 ラストは説明不要、グリーンのマスターピース、永遠不滅の名ラストの旧202です。 革靴史上最も完成されていると言われる202 その情報は溢れんばかりにシューズ専門サイトに書かれていますのでここでは割愛させていただきます。 伝統の英国靴コレクターモデルとして非常にお勧めしたい名靴です。 【素材】極上カーフ 　旧グリーンですので非常にクォリティーの高い、今では幻ともいえるカーフ素材です 【カラー】 チェスナットのエイジングが進んだものだと思います 【サイズ】 表記：7 1/2　E　 202 　製造番号：４桁 【実寸】 ソール最大長：28.8　最大幅：10.3　ヒール高：2.0　＊㎝ 　 【コンディション】　USED品 【付属品】　無し（写真のシューツリー・BOXは付属いたしません